去年の健康診断の検便で引っかかり、要再検査になってしまいました。言い訳をしながら半年経過してしまったので、重い腰を上げて行くことにしました。人生2回目の大腸内視鏡検査(大腸カメラ)です。もちろん、それぞれの病院で詳細は違うとは思いますが、流れを伝えることで今から受けられる人の不安が少しでも軽減できればと思っています。
前回の記憶より正直きつかった

今回は前回と違う近所の病院にしました。と言うのもちょっと遠かったので、近いほうがいいなと思ったのと、前回の時よりも、大腸カメラをしてるところが近所に増えたからです。
前回は約8年前。前準備以外つらいとは思わなかったせいか、さほど記憶に残ってなくて。前回は覚えてる範囲でですが、比較して2回分の流れを書いていきます
前回の流れ

前回はどんな流れだったの?初めてなら緊張するよね!
1回、事前に紹介状持参で行って、まず検査の説明を受ける
前日:食べるスープセットみたいなものや注意事項等をもらって帰る
前日の食事はそのスープセットみたいなもの
当日:絶飲食の状態で病院に行く
もう一度当日の流れの説明を受ける
薬を飲み、強力な下剤であろうスポーツドリンク風の液体を1800ml飲まないといけない
その後、大腸がクリーンな状態まで何度もトイレに向かうこととなる
まずここが第一関門 すぐそこのトイレに間に合うか自分との戦いである
浮遊物がなく、透明に近い状態になったら看護師さんを呼び、確認してもらう
OKがでたら検査室に移動する
今回の流れ

今回は前回と違って自宅で前準備するの?病院によって違うんでしょうね
1回、事前に紹介状持参で行って、まず検査の説明を受ける
前日:前日のご飯は3食ともこの中からにする
食パン(ジャムだめ)・白ごはん・おかゆ・ヨーグルト・プリン・皮無しの魚・薄切り肉・バナナ・具なしの味噌汁・素うどん・たまご
えっ?!なかなかお腹空くじゃん?ほぼダメじゃない?はい、めっちゃブツブツ言いながら食べました
朝:白ごはん・豚の薄切り肉のテリヤキ風・焼き鮭(皮無し)
昼:ヨーグルト・バナナ
夜:素うどん
20時に液体の薬を200mlの水と混ぜたものと、錠剤×2粒、さらにその後400mlの水を飲む
そこから水やお茶はOKで絶食。もうのども乾く前に早々と就寝。
当日:5時起床!

早速、例のスポーツドリンク風を自分で混ぜる
まず500mlのメモリまで水を入れ、素早く振る。粉粉した感じがなくなるまで振り混ぜる(横向きに持つと大変混ぜやすい)
さらに水を1800mlのメモリまで入れよく混ぜる
コップに注ぎ、まず200ml飲む。最初は美味しいと思う
この1800mlを1〜2時間かけて全部飲む
全回全部飲んだ記憶がなく、途中で終了したような気がする。しかし、今回は自宅で飲みきって行かないといけないが、最後の方は味が嫌になり苦痛だった
当然お腹が痛くなる
最後の方はもう水状態
10:50に病院に行かないといけないので途中でトイレ!ってならないことを祈りつつ病院へ向かう
受付を済ませ、体重測定後に血圧を測定。110/60くらいでまあ普通
もう一回行けるなら看護師さんが目視で確認をしますと言うことで、確認後OKが出て検査着に着替え(不織布のハーフパンツでお尻に切れ目あり)、いよいよ検査へ
いよいよ検査!
先生が来て、いよいよ開始です。
直前に腸の蠕動運動を抑える注射を肩に打たれました。
まず、大腸のスタート地点に向かう

そして、おしりにゼリー状のものを塗られ、いよいよカメラが入ってきます。何とも言いにくい感じで、違和感ありまくり。小腸と大腸の境目までまずカメラが向います。
イラストなどでははてなみたいな形の大腸ですが、実物は結構ねじれているらしく、スムーズには入って行きません。痛みに強いと自負している私でも『うっ💦』と複数回言ってしまいました。異物感の気持ち悪さなのかお腹の張りの違和感なのかわからないけど楽ではなかったです。
時間にしたらどれ位だったのかわかりませんが、だいぶかかったように思えました。なかなか辛かったです。ただ、今我慢しないと昨日からの準備がすべて無駄になりますので、耐えるしかありません。
ようやく小腸と大腸の境目に到達し、盲腸の場所の確認がありました。
大腸のスタート地点に到着

カメラを抜きながら、先生の説明と共に大腸の撮影が始まります。ココまでの辛さよりも、全然今からの方が楽でした。
速攻で小さな炎症が発見され、スムーズな動作でカメラの機械の中に細い管が入り、炎症のところがもぎ取られました。その際、全く痛みなどはなく、ほほうと感心してました。
その後、大腸ポリープ(小)がたくさん見つかりますが、1mm〜1.5mmのもので切除の必要がないとそうです。
しかし、20個以上ありまして、なかなか不安でしたが、先生曰く5mm以上でないと取らないと仰ってました。ポリープを見やすくするためにカメラの色?を変更しながら撮影・検査してあり、素人目にもわかりやすかったです。
そうこうしてるうちに肛門まで戻ってきまして、最後に肛門の内痔核(いわゆる痔)のところの確認があり検査自体は終了しました。
後は洋服等を着てから、診察室にて説明です。さっき検査中に撮られた画像を見ながらの説明になります。私は年齢の割にポリープの数が多いそうで、親族のポリープ・大腸がん歴を聞かれました。(私の中では両親や祖父母に大腸の既往歴の記憶はなく、わかりませんでした)
炎症のところは検査機関に出すのでGWくらいに結果が出るそうです。また追記します。
かかった費用とまとめ

まず、かかった費用ですが、

初診時が1,170円
検査時が9,410円でした。特に以上がなければ、T-M(組織切片)1臓器・病理判断料がなくなるのかな?ともかくもっと支払い金額は安くなるかと思います。
もし、車で行かなくていいのであれば、鎮静剤の使用をした方が身体的に楽だと思いました。前回大丈夫だったからと言っても年は取りますので、次回また引っかかって検査することがあれば、絶対鎮静剤を使用しようと私は心に決めています。
不安な方へ、思ったより怖くはないです。
前準備も人によってはきついかもしれません。でも空っぽの腸でないと検査ができませんので、ひどい下痢と思って気合いで乗り切ってください。
検査は、腸の境目までひとまず何とか持ち堪えましょう。
もしあなたが痛い・辛いが苦手なら、カメラの直径は病院によってサイズも違うらしいので問い合わせてみてはいかがでしょう。あとは鎮静剤の使用の有無の確認も。
こわい気持ちもわかります。
1回診てもらうと不安も軽減するかと思いますので、まず病院に電話してみてください。腸を確認してもらって、今後の生活習慣や運動の見直しのきっかけしていきましょう。私も運動を増やそうと思いました。健康って本当に大事!再検査で躊躇されている方、大腸内視鏡検査をおすすめします!
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