我が家はふるさと納税を2021年から始めました。
正直、もっと早くから始めておけば良かったと心から思うもののひとつです。マイナンバーカードの普及率が増えた今、控除手続きも簡単に自分でできる節税対策なので(実際は節税と言うより税金の先払いで返礼品がもらえるですが)しないなんてもったいない!
そもそもふるさと納税って?
ふるさと納税とは、全国の応援したい自治体や自分の地元など、自分で市町村を選んで寄付できる制度のことです。使い道も選択でき、その地域に貢献できます。寄付のお礼として、その地域の名産品などを返礼品としてもらえるのです。実質自己負担額2,000円と簡単な手続きにより来年の税の還付・控除を受けることができます。返礼品は30%までになるので10,000円の寄付で3,000円分の返礼品をもらうことができます。

ネットショッピング感覚でお手軽に寄付でき、節税対策になることから年々増加傾向にあります。
総務省のデータによると
ふるさと納税受入額 H26年:約388億円→R5年:1兆1,175億円
ふるさと納税受入件数 H26年:約191万件→R5年:約5,895万件

ええっ!ここ数年でめっちゃ増えてるじゃないですか?!

コロナ禍でさらに急激に増加したみたいだね。返礼品の充実やPRの影響もあるのかも
早く始めれば良かったの後悔の理由としましては、ただ税金を納めるより返礼品をもらえるのもなのですが、以前の方がグッと品が良かった(返礼品が30%以上のものが沢山あった)からです。そしてさらに今年の10月からはポイントもつかなくなる改悪が待っています。
さとふる→ふるなびコイン還元→PayPayポイントに変換できる
楽天ふるさと納税→楽天ポイント
ふるラボ→Amazonギフト券還元
他のサイトでも様々ありますが、この特典も廃止になるので今年の寄付は早めに行った方がいいと言えるでしょう。

どうやって寄付するの?
ふるさと納税を取り扱ってる様々なサイトでできますが、さとふるやふるなびなどを利用すると簡単にできます。ちなみに私はさとふるを使っています。
①自分の控除の上限額を把握する
②寄付する自治体を選ぶ
③お金を払う
④確定申告orワンストップ特例をして控除を受ける
詳しく説明していきます。
①自分の控除の上限額を把握する
控除される上限額は家族構成や年収によって違うため、サイト毎にシミュレーションできるようになっているので前年の年収を元に計算してみてください。もしくは『ふるさと納税 寄付上限 シミュレーション』でも検索できます。

②寄付する自治体を選ぶ
『ふるさと納税』で検索するとたくさんのサイトが出てきます。自分の気に入ったサイトから全国の自治体を見ることができるので、ネットショッピング感覚で上限まで選ぶことができます。もちろん上限までいかなくてもよくて、少額から寄付ができるのも魅力です。
③お金を払う
支払い方法はいろいろあります。クレジットカード・各種Pay・コンビニ払い・ペイジー・銀行振込・現金書留・自治体に直接持参などですが、使用サイトによって違いますので、ご自身で確認をお願いします。
④ A:確定申告もしくは B:ワンストップ特例をして控除を受ける

でもさ、確定申告って書類とか揃えたり結構面倒なやつじゃないの?

そんなぽめらみたいなタイプはワンストップ特例の制度が向いてるね
確定申告とは? 源泉徴収された税金などとの過不足を精算する手続きです。 この手続きでふるさと納税の寄付を申告すると、所得税や住民税を減らすことができます。 ※ふるさと納税の控除上限額の範囲内で寄付すると、2,000円を超える部分について税金の還付・控除が受けられます。期限は翌年の3月15日までになります。ワンストップ特例に間に合わなかった、もしくは6箇所以上の寄付先であれば確定申告をしないといけません。
ワンストップ特例制度とは?寄付先が5箇所以内であれば(回数が同じ自治体に複数回でもOK)、ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な仕組みです。「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄付した自治体に送るだけなので、とってもかんたん!もしくはサイトによってオンラインで完結できるものもあり、マイナンバーカードを持っていればさらにかんたんに手続きできます。期限は翌年の1月10日までになります。寄付金上限額内で寄付したうち2,000円を差し引いた金額が翌年の住民税から全額控除してもらえます。
ここまでして、完了になります。②までで終了してしまってはただの寄付になりますので、もう一回言いますが、③までしないと翌年の控除は受けられません。年内の最後の仕事と思って必ず手続きをお願いします。自治体は勝手に控除はしてくれませんので、得をするためには必ず手続きを!!

おすすめの返礼品
2023年10月より、ふるさと納税に関して変更されるルールは主に2点です。 「寄附額に占める経費を5割以内におさめること」と、「熟成肉や精米は、都道府県内産に限り返礼品として認められること」です。 今回の改正によって、過度な返礼品競争を防ぎ、ふるさと納税制度の健全化を図っています。
そんな中、狙い目に最近なっているのが加工された食品。
① 福岡県 福智町のこの2つのハンバーグ!
左は4種類のソース(デミグラス・テリヤキ・ジャポネ・トマト)で飽きる事なく20袋終わってしまいます。
右はビーフと合い挽きと違う2種類のお肉で、我が家ではご飯を作りたくないような日にロコモコ丼にして食べていました。これが10,000円ですよ!他に愛用していた自治体のハンバーグたちは、どんどん値上げして15000円とかに上がっているのに、こちらは変わらず20個で10,000円!!福智町ありがとう!とこの場を借りて言いたいくらいです。

② 静岡県 吉田町 静岡発新鮮こだわりネギトロ

やはりご飯を作りたくないになどにおすすめで、もちろん個包装は他にもたくさんの商品があるんですが、吉田町は丸いんです!
丼にご飯を入れたら、ポンと乗せるだけ。さらに量が多いのも魅力の一つです。他のと比べるとよくわかるのですが、成長期の子供もこちらは大満足なのです。
まとめ
知らなかったら絶対しないふるさと納税。先に払う時はなかなか痛い出費に感じますが、ただ給料から勝手に引かれるだけなら何ももらえないところを、先払いするだけで食品や家電、日用品などをもらうことができます。上限がわからなくてもシミュレーションですぐ出ますし、5箇所以内なら手続きもオンラインでサクッとできちゃいます。実に便利でありがたいですね。
ぽめら家は上限いった最後の寄付をした際にワンストップ特例で申請するようにしています。(寄付の都度でも可能です)自分が手続きを忘れてしまうのを防ぐためと、何が今後届くのかの確認の意味も込めてニヤニヤしながら楽しみを実感するためです。今年の楽しみは今からです!ぜひやってみてください。
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